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哲学

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本研究室では主として西洋哲学の諸問題を研究対象としている。しかし哲学においては、過去・現代を問わず、同じ問題が異なった形で出て来ているので、何を研究テーマとして選ぶかということは、それほど本質的なことではない。各自が自分に合った哲学者ないし問題を選び、それを突破口として専門的な研究の道に入ればよいのである。大切なことは何よりも、自ら選んだ研究分野に深く入りこんでいくこと、自ら問題を立てて考えぬき、そこから一定の結論を導き出す力を養うことである。  そのために一番確実な道は、古今の偉大な哲学者が著した原典と格闘し、彼らが精魂を傾けて切り開いた思想の道を、みなさん一人一人が自分でたどってみることであろう。哲学は、長い伝統の上に成り立っている。人類の偉大な知的遺産である。本研究室では、そのような信念のもとに、みなさんが自ら原典を深く読み、研究者として(そして究極的には十全たる人間として)独り立ちして自ら考えることを、最終目標として重視している。  大学院生のみなさんは、演習・講義に出席し、リポーターになったり討論に加わったりすることによって、自分の思考力や議論の能力を養っていく。前期課程の目標は、自ら選択したテーマを消化し、修士論文を書き上げることである。その過程で養われた思考力や議論の能力は、社会人としての実生活で役立つことになるはずである。また博士後期課程に進んだ場合には、学会発表や博士論文執筆のために役立つことになる。修士課程を終え社会に出ていった人たちも、博士後期課程に進んだ人たちも、みなそれぞれの場で、社会人あるいは研究者として自立し、哲学研究を通して学んだことを活かしつつ、自らの道を切り開いて進んでいるという事実は、教員にとっても本当に嬉しく、励まされることである。

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